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窯垣の小径
かつて窯場へ通う人や、窯場からの製品を運ぶ人たちが往来した道には、窯道具で飾った壁や塀が残る。
 
1300年といわれる歴史を持つ陶磁器の産地、瀬戸市。
「せともの」は、やきものの代名詞にもなっています。
先人たちが築いてきた歴史をいまに伝える、窯垣の小径(かまがきのこみち)や登り窯などをめぐる旅をしました。
古い窯道具が織り成す美しい景観!
本業窯
昭和50年代半ばまで使われていた、本業窯に残る登り窯。
 かつては、陶器のみが作られていた瀬戸。磁器も作られるようになったのは、18世紀の終わり頃で、磁器を「新製焼」あるいは「染付焼」と呼ぶようになったそうです。それに対して、陶器を「本業焼」と呼ぶようになります。「本業」とは、「もともとの仕事(方法・技術)」という意味で、この町の歴史を感じる言葉です。
 洞町には、そんな昔ながらの登り窯をはじめ、工場や陶芸作家の陶房などが点在しています。かつて、窯場へ通う人や、でき上がった製品を運ぶ人が通った「窯垣の小径」沿いの家屋には、役目を終えた窯道具で作られた塀や壁が。レンガのように見えるのは、窯の中で製品を何段にも重ねて焼くときに使った棚板や「ツク」と呼ばれるもの。味のある色合い、幾何学模様がなんとも美しい景観を作り上げています。丸い瓦のように見えるのは、製品を焼くときに薪の灰がかからないようにするために、かぶせたエンゴロの底。窯の刻印がされたものもあります。
 窯垣の小径には、「窯垣の小径ギャラリー」と「窯垣の小径資料館」が。どちらも、窯元の家を改修して利用されており、地元のボランティアの力によって守られています。この地ならではの建物の特徴や、やきものの歴史を教えていただきながら、せとものの温かさに通じるような、もてなしの心に触れました。 
窯垣の小径資料館
庭には珍しいナギの木が。ナギの葉は葉脈が縦にしかないため、横には容易には切れないことから、男女の縁を結びつける力があるとされてきたという。
深川神社
奈良時代に創建された由緒ある神社。屋根には織部焼の瓦が。
瀬戸川
国道248号線の真ん中には瀬戸川が流れる。


パルティせと
尾張瀬戸駅のランドマーク。店舗や市民のための施設が入る。
窯垣
窯垣の小径には、窯道具で飾った壁や塀が。それぞれが他に一つとないデザイン。
窯垣の小径ギャラリー
約300年前の江戸時代に建築された窯元の屋敷を明治時代に改修して利用。尾張地方の古い民家の特徴をいまに伝える。
窯神神社
瀬戸焼の発展に大きく貢献した加藤民吉を祀る神社は、街を見下ろす高台にある。
瀬戸市へは

【車で】
・東海環状自動車道「せと赤津」ICから約10分。
・名古屋瀬戸道路「長久手」ICから約25分。
・東名高速道路「春日井」ICから約30分。
【電車で】
名古屋駅から地下鉄東山線で「栄」駅まで約5分~
名鉄瀬戸線「尾張瀬戸」駅まで約30分。

●観光の問い合わせ
瀬戸市まるっとミュージアム・観光協会
TEL:0561-85-2730
陶磁器工業組合直営のHP。
「瀬戸蔵セラミックプラザ」の
商品が通販でも!
深川神社からすぐのホテル。
窯元めぐりや食事にも
便利な立地!
 
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